「道玄坂通」は、渋谷エリアの新しいラウンドマークとして、省エネルギー設備の採用や緑化など、
都心部における環境負荷低減へ配慮した設備・システムを導入し、
持続可能な社会への貢献を果たしていきます。

1. 緑化による外部熱環境負荷の低減

オープンテラスや屋上、壁面などの一部緑化を通じて、断熱効果や日射遮蔽による屋内の温熱環境の向上から生じる施設内の省エネルギー効果に加え、緑化がもたらすCO₂排出抑制効果による周辺環境向上への取り組みを行っています。また、ホテルエントランスへのアプローチにも緑化を行い、都会のオアシスとして癒しの空間を提供いたします。

2. 省エネルギーに配慮した設備計画

  • 受変電設備のトランスにトップランナー変圧器を採用
  • LED照明の採用
  • 明るさセンサーによる専有部照明の減光制御
  • 照明空調のセキュリティ連動による消し忘れ防止
  • 節水型器具による水資源の有効利用
  • 高効率型空冷ヒートポンプの採用
  • 直膨型全熱交換器の採用

3. Low-E複層ガラスの採用

ガラスの表面にLow-E膜といわれる特殊な金属膜(酸化錫や銀)をコーティングしたガラスを採用することで、Low-E膜が太陽の熱や部屋を暖房で暖めた熱を吸収・反射します。その効果として、夏の暑さを和らげ、冬の暖房効率を高め、電気の削減を行うとともに、室内の快適性を高めています。

4. 水資源の節約

雨水利用システムを導入し、雨水貯蔵タンクや下水処理で得られた水を必要に応じて処理した後に、水洗トイレや清掃用水として利用しています。更に一部トイレには無水小便器を導入、公共の水道からの水利用の節水を行っています。